体臭の予防14(洗いすぎないこと)

他人に指摘されるくらい強い体臭のかたは、身体を洗う時にも一生懸命に洗っていることでしょうね。ついつい力が入りすぎたりしませんか。まして、洗う時に使用するタオルに化学繊維のものを使用していませんか。

 

そういったもので、毎日ゴシゴシと擦っていたのでは、皮膚の表面を傷めてしまいます。体臭が気になるかたは、朝と晩の二回、もしくはそれ以上、入浴したりシャワーを浴びたりしていることも考えられます。

 

そのたびに石鹸で身体を洗っていては、皮膚が傷んでしまうのはもちろんのこと、皮膚の上に常在している良い菌が洗い流されていなくなってしまうことになりますね。

 

この良い菌というのは、健康な皮膚が好きで、皮脂や汗を餌として弱酸性の脂肪酸を生産してくれるのです。人間の皮膚は弱酸性の状態がもっとも良い状態で、体臭もほとんど無臭状態ですから、この脂肪酸を生産してくれる菌は大切にしなくてはなりません。

 

脂肪酸なら何でも良いというわけではないのですが、善いほうの脂肪酸を生産してくれるのですから、洗い流すのはもったいないことなのです。この菌が皮膚に充分に常在しているということが、体臭の予防になるといっても過言ではないくらいです。

 

悪い菌のほうが優勢になってしまうと、嫌な体臭が発生するのです。良い菌のほうが優勢になっているのが本来の形ですから、そのためには皮膚を洗いすぎないことがとても重要です。

 

お湯だけで洗い流すか、どうしてもそれが嫌な場合は、泡立てた石鹸を優しく肌の上に乗せる程度にして、しばらく様子をみてください。体臭が軽くなってきたようなら、これをそのまま続けますと、良い予防になるでしょう。

体臭は見た目も重要

体臭で悩んでいるかたの大半は、実際になんらかの原因があって悩んでいるかたが多いのですが、中には、体臭そのものはたいしたことがないのに、その見た目で大変、損をしているかたがいらっしゃいます。

 

あなたの側にも、そのようなかたがいらっしゃいませんか。

 

見た目に清潔感がなく、どう見ても嫌な匂いが漂っているように感じさせてしまう外見なのです。外見といいましても、その行動を含めたすべて・・・ですね。このようなかたは、体臭の改善よりも先に、まずは見た目と行動を正すことを優先するべきでしょう。これが最も良い予防になると思います。

 

人は臭覚だけで匂いを感じるのではありません。視覚もかなり影響しているということを知っていただきたいと思います。

 

たとえば・・・ですが、毎日、シャンプーをしていて髪の毛や頭皮に匂いがなかったとしても、頭や肩の上にフケが真っ白に落ちていて、髪の毛もバサバサしていたり、寝癖のようになっていたら、それを見ただけでもう匂いそうだと思いませんか。

 

洋服もそうですね。洗濯したてであってもそれがシワシワでヨレヨレであったり、襟の部分がだらんと伸びきってしまっていたり、擦り切れて薄くなったり、穴が開いていたり・・・。靴も、かかとが極端にすり減って、あちらこちら傷だらけ・・・。歩きながら咳き込んで道端にタンを吐く・・・このような人を見たときに、良い匂いがしそうだと感じるかたは皆無でしょう。

 

体臭がなくてさえ、無意識に体臭を作り上げてしまうのです。まして、軽い体臭が感じられたならそれを10 倍くらいに感じ取ってしまうでしょう。この場合の予防は、体臭そのものよりも清潔感ある見た目を心がけることです。

 

そうするだけで、他人からの指摘は圧倒的に減るでしょう。